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耳鼻科の病気

耳管通気 (2018.06.23更新)
鼻から金属製の管を入れて、耳に空気を通す。これを耳管通気(じかんつうき)と呼ぶ。 耳鼻科医になったばかりのころ、耳管通気をうまくなるのが最初の目標だった。入院患者さんが耳鼻科の処置室にきて、耳の悪い… ▼続きを読む

急性扁桃炎 (2018.06.23更新)
今日は急性扁桃炎の患者が二人きた。二人とも別の内科を受診している。一人は風邪と言われて風邪薬がでる。もう一人は、扁桃炎を疑われたのであろう。抗生物質がでている。どちらも症状がひどくなって受診してきた。… ▼続きを読む

ムンプス性髄膜炎 (2018.06.22更新)
頸部痛を主訴に当院を受診した10代の患者がいた。強い痛みを訴える。耳下腺も腫れているようだ。すぐに病院に紹介し、入院になった。病名はウイルス性髄膜炎。ムンプスによる髄膜炎であろう。 細菌性髄膜炎はと… ▼続きを読む

慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV) (2018.06.21更新)
耳鼻科医にとって、EBウイルス感染というと、伝染性単核球症を思い浮かべる。それ以外の病気のついてはあまり考えない耳鼻科医が多いことだろう。伝染性単核球症は、よくくる病気であるし、月に1人ぐらいは診てい… ▼続きを読む

咳がとまらない(子供の) (2018.06.20更新)
風邪のあとに、咳がとまらないと言って受診する人があとをたちません。軽い咳ならまだしも、ひどい咳になって苦しそうで見ていられないのでしょう。大人の場合は、少し違うので、今日は子供(特に小学生よりも下の年… ▼続きを読む

Auditory Neuropathy (2018.06.19更新)
Auditory Neuropathyという新しい概念の病気があります。詳細は省略しますが、聴力検査に比べて極端に言葉の聞き取りが悪いのが特徴です。スピーチ検査で言葉の聞き取り率が50%以下に落ちてし… ▼続きを読む

レミエール症候群 (2018.06.18更新)
絶対には見逃してはいけない病気にレミエール症候群というものがある。いわゆる、killer diseaseと呼ばれるもので、急性喉頭蓋炎と同様に致死性の病気である。 本体は内頸静脈の血栓性静脈炎で、中… ▼続きを読む

ハナクリーン (2018.06.16更新)
子どもには鼻の細菌感染、つまり副鼻腔炎が非常に多い。風邪をひいたあとに、鼻の中で細菌の感染がおこる。この感染による鼻汁は、前にでてくるというよりも、鼻の奥にほとんどつまってしまう。これがのどに落ち、後… ▼続きを読む

伝染性単核球症 (2018.06.16更新)
ひどい扁桃炎で受診した患者。抗生剤を点滴すれば治るなと思っていたが、ちょっと気になった。ウイルス性感染の可能性があるかもしれないと思ったのだ。ウイルス性感染の場合、両側頸部のリンパ節腫脹が目立つことが… ▼続きを読む

上咽頭炎 (2018.06.14更新)
鼻の一番奥、のどの粘膜の一番上の部分を上咽頭と呼ぶ。この部位が風邪のときに炎症を起こしやすく、その炎症が慢性化している人もけっこういる。上咽頭に炎症があると、そこにドロッとした鼻汁のようなものがへばり… ▼続きを読む

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