メニュー

加熱式電子タバコの危険性

[2018.12.11]

健康に留意して、加熱式電子タバコに切り替えた人も多いことだろう。しかし、この電子タバコが体によくはないのだとしたら、みなさんはどう思うだろうか。先日、雑誌にのっている電子タバコの広告をじっくり見たが、健康にいいなどということはまったく書いていないのである。書いてあるのは、次のようなことだ。1)普通のタバコは健康に悪い2)電子タバコは煙がでない。煙草をやめて、電子タバコにすれば、煙がないのだから健康にいいはずだと思うことだろう。

日本禁煙学会は、緊急警告文をだした。その内容を抜粋すれば、電子タバコにはニコチンも入っているし、有害物質も普通のタバコ並みに入っているということだ。これを吸っていれば体によくないのは明らかなのである。そもそも、タバコを吸いたくなる理由は、ニコチンぎれである。ニコチン中毒がタバコを吸いたくなる理由であり、電子タバコにニコチンが入っていないのであれば、いくら吸っても喫煙者は満足するわけがない。ニコチンが入るからこそ、普通のタバコではなく、電子タバコで満足できるのだ。電子タバコの広告をじっくり見てもらえばわかる。煙はでないと強調するが、ニコチンが入っていないなどとはどこにも書いていない。

だまされてはいけない。広告では常にさわやかなブルーを用い、きれいな空や海を連想させるが、その内情は真っ黒なのである。イメージ広告だけは、さわやかで健康的にということなのだろう。

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME