Bスポット療法(EAT)
当院ではBスポット療法(EAT)を行っています。予約は必要としません。
「つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい」堀田修著、あさ出版
当院ではこの治療を行っているため、第二版に紹介されました。
頭痛、慢性疲労、めまい、後鼻漏、咳、微熱、耳がつまる、声がかすれるなどの訴える患者の中に上咽頭の炎症が引き金になっている患者がけっこういます。上咽頭の部分に炎症をおさえる薬を塗ることで劇的に症状が改善してくる人がいるのです。上咽頭の炎症が原因なんですね。僕自身もこの本とであい、この治療を実践し、今まで内服治療で治らなかった患者が改善してくるケースを実感しています。もちろん、すべてが治るというわけではないのですが、原因のわからない体の不調に劇的に効果がある人もいます。簡単には治らない、原因がわからない、そのような患者は、上咽頭を確認し、この治療をすることをおすすめします。
慢性上咽頭炎の多くは、耳鼻科だと副鼻腔炎、内科だと風邪と言われながら内服治療をしていて、多くは見過ごされています。このため、いくら内服薬を飲んでもいっこうによくならないという患者さんが多いのです。当院にくるまで2~3年苦しんでいたという方もけっこういます。
耳鼻科医でも、慢性上咽頭炎のBスポット治療をしているところは極めて少なく、当院のある北千住は電車できやすい(常磐線、TX、スカイツリーラインなど)せいか、千葉、埼玉、茨城からの慢性上咽頭炎の受診はよくあります。近所に、Bスポット治療をやっているところがないので、当院にくるようです。
風邪と、低気圧が引き金で症状が悪化することがよくあります。低気圧は定期的に起こりますので、一度よくなっても再悪化が珍しくはありません。