プール熱とは?(アデノウイルス感染症)
夏にはやる流行性のウイルス感染症です。ヘルパンギーナ、手足口病とともに、夏風邪と呼ばれます。昔、プールで泳いだのをきっかけに集団感染したので、プール熱と名前がついていますが、最近はプールでよりも、保育園などで人から人へ感染がひろがることのほうが多いです。ウイルスは、アデノウイルスです。このため、アデノウイルス感染症と呼ばれることのほうが多くなりました。
主な症状
- 高熱
- のどの痛み
- 眼球結膜の充血、目ヤニ
経過
38~40度の高熱が4日ほど続きます。のどの痛みもあります。目は充血し、真っ赤になり目ヤニがでます。ひどい症状になるので、登園・登校禁止になります。解熱後二日を経過するまでは、登園できません。医師による登園許可書が必要になります。