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耳鼻科の病気

風邪に抗生剤が必要ないというためには (2018.05.23更新)
風邪に抗生剤を出さないということはリスクを伴う。風邪のようで、細菌感染の合併しているケースはけっこう多いからだ。最近、風邪と思われるケースでも抗生剤が必要だという反例をいくつか集めている。そのようなケ… ▼続きを読む

大人の鼻出血 (2018.05.17更新)
最近、立て続けに鼻出血の患者が受診する。そのほとんどが、鼻の入り口部分の鼻中隔からの出血である。ここはキーゼルバッハ部位とよび、血管が豊富なところで、また鼻のいじりやすいところでもある。このため、ここ… ▼続きを読む

「非呼吸器科医へささげる呼吸器診療に恐怖を感じなくなる本」 (2018.05.15更新)
タイトルの本を読んだ。呼吸器を専門としない医者向けの本である。けっこうざっくり書いているところが、とてもわかりやすい。 特に喘息についてのあたりの意見は、自分とほぼ同じ。最近の呼吸器科医の喘息に対す… ▼続きを読む

のどがつまる (2018.05.15更新)
「のどがつまる」 このような症状で受診する人は多い。その原因はまちまちだ。診察して明らかな異常を認めないものを、「咽喉頭異常感症」と耳鼻咽喉科領域ではよび、精神的なものとみなされることも多い。ある種… ▼続きを読む

急性副鼻腔炎に対しての誤解(2) (2018.05.09更新)
引き続き、急性副鼻腔炎のガイドラインから。←実際に読んでみてください。 「マクロライド系抗生剤は副鼻腔炎の細菌には効果がない」〇 急性副鼻腔炎の起炎菌は、肺炎球菌、インフルエンザ菌の二つが二大起炎… ▼続きを読む

急性副鼻腔炎に対しての誤解(1) (2018.05.09更新)
昨日、急性副鼻腔炎のガイドラインを見直していた。大人と子供で話が少し違うのだが、今回は大人の急性副鼻腔炎について話をすることにする。 急性副鼻腔炎に関して大きな誤解がある。患者さんにも、医者にもだ。… ▼続きを読む

咳が止まらない (2018.05.07更新)
咳がとまらないという患者が多数受診します。その多くは咳喘息です。どこのクリニックに行っても、抗生剤がだされて終わりです。ほとんど咳がよくならず、当院を受診してきます。今日も10人以上の咳がとまらない、… ▼続きを読む

嚥下内視鏡(VE) (2018.05.03更新)
ここ数日、嚥下について勉強している。透視検査ができない耳鼻咽喉科クリニックにおいては、嚥下内視鏡が唯一の武器になる。耳鼻科医にとっては、この内視鏡は手技はとても簡単である。問題は、嚥下機能の評価を見抜… ▼続きを読む

嚥下障害 (2018.04.30更新)
初期研修医のころ、食道透視検査をよくやらされた。バリウムなどの造影剤をのませ、それが食道を通って胃に落ちるまでを、レントゲン下でみる検査である。なんのためにやっていたのかというと、たいていは、下咽頭が… ▼続きを読む

大人の急性中耳炎 (2018.04.27更新)
大人は急性中耳炎にはなりづらい。しかし、ひとたび急性中耳炎になると、痛みは強いし、完治するまでかなりの時間がかかるのです。 別の耳鼻科クリニックで急性中耳炎と言われた患者が受診しました。痛み止めを服… ▼続きを読む

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