院長ブログ
咽頭炎、扁桃炎の起炎菌はA群β溶連菌だけ?
(2018.02.26更新)
風邪に抗生剤を使うべきではない。このような論調が増えています。そういう意見を書いている本をみると、のどの感染は溶連菌以外はないんだと書いてあるんですね。ですから、溶連菌の迅速検査で陰性であれば、それは… ▼続きを読む
風邪に抗生剤を出さないと、収入アップ
(2018.02.25更新)
風邪で受診する人がいます。ただの風邪であれば抗生剤は必要ありません。ただ、むやみに抗生剤を出す医者も多いために、国はその規制をすることになりました。
それが今年の4月から行われる、診療報酬改定です。… ▼続きを読む
急性心不全
(2018.02.22更新)
大杉漣さんが急に亡くなりました。死因は急性心不全と発表されたようです。医療従事者であれば、この死因に疑問符が付く人も多いと思います。今時、急性心不全という死因はないと思っているからです。
というのは… ▼続きを読む
妊婦加算
(2018.02.21更新)
4月以降の診療報酬改定で、妊婦加算というのがつくようになります。妊婦を診察すると、少し診療費を上げますということです。妊娠していると薬をだしてもらえず、いろいろな医療機関で診察を断られるので、このよう… ▼続きを読む
エコー
(2018.02.20更新)
耳鼻咽喉科でエコー(超音波検査)を用いているところは少なく、あまり利用されていないのが実情です。
エコーの一番すぐれているのは、甲状腺の病気の確認です。甲状腺腫瘍は一発で有無がわかります。他にも甲状… ▼続きを読む
ペニシリンの倍量投与
(2018.02.20更新)
開業したころ、すでにペニシリン耐性菌が増えてしまい、抗生剤の効きがとても悪くなっていました。このため、ペニシリンの倍量投与をはじめました。
パセトシンで言えば、20~40mg/kg が、添付文書に載… ▼続きを読む
ダニ舌下免疫療法&スギ舌下免疫療法(子供もできる)
(2018.02.19更新)
スギに対する舌下免疫療法を行う人が増えています。以前は、12歳以上だったのですが、今は5歳ぐらいからの年齢から可能になりました。シダキュアという舌下薬を用いての治療です。毎日薬を使わなければならないこ… ▼続きを読む
抗生剤の選択
(2018.02.18更新)
開業以来15年間、抗生剤はペニシリン系を使い続けています。使う理由を書くと長くなりますが、よく効いて、耐性菌にを生みづらいからです。
抗生剤の使い方に関しては、医者によりかなり違ってきます。
ペニ… ▼続きを読む
反復性耳下腺炎
(2018.02.10更新)
反復性耳下腺炎とは、小学生ぐらいに多い病気です。かなり数が多い病気なのですが、小児科を受診するとたいていおたふくかぜ(ムンプス)だと言われてしまいます。ムンプスだと診断されると、1週間近く学校を休まな… ▼続きを読む
急性副鼻腔炎に関しての自分の考え
(2018.02.10更新)
急性副鼻腔炎は、アレルギー性鼻炎がからんでいることが多いと思います。
誰でも風邪をひきます。風邪をひいたあとに、一時的に膿性鼻汁がでてきます。普通の人は、その鼻汁もすぐに落ち着いてきます。それがアレ… ▼続きを読む