院長ブログ
花粉症からの喘息悪化
(2018.04.12更新)
火曜日の夜から水曜日にかけて、気圧の低下が著しい。このようなときには、喘息が悪化してしまう。
水曜日の外来診療は、喘息悪化による咳がひどくなってきた患者が多かった。咳喘息だけでも5~6人は受診した。… ▼続きを読む
医療の言葉
(2018.04.10更新)
手話通訳士という立場から、医療で使われる言葉にはとても敏感である。常に、医療の言葉を反省している。
医療専門用語が伝わりづらいと思うかもしれない。しかし、専門用語であれば、医者も患者も、それが難解な… ▼続きを読む
小児定期予防接種の壁
(2018.04.06更新)
小児の予防接種は数がとても充実してきている。しかし、原則として自分の自治体でしか受けられないのだ。よくあるのは、出産のために故郷に戻る。出産後2か月もすると、定期の予防接種をしなければならない。この予… ▼続きを読む
急性扁桃炎に点滴を
(2018.04.05更新)
扁桃炎には点滴がよく効く。
耳鼻科医であれば、だいたい知っていることであると思う。しかし、抗生剤が処方されてよくならないと流れてくる患者が多い。たいていは他のクリニックで、抗生剤を処方されている。一… ▼続きを読む
鼻づまり
(2018.04.03更新)
鼻づまりがよくならないと受診した2歳児。3か月間ぐらい、小児科に通院して、抗生剤や抗ヒスタミン剤などをたびたびだされてきたが、一向によくならないと耳鼻科を受診してきた。鼻汁は吸ってもでてこない。
鼻… ▼続きを読む
妊婦加算はなぜ?
(2018.04.02更新)
先日の診療報酬改定の説明会で、「なぜ妊婦加算などが作られたのだ」という疑問が、耳鼻咽喉科医の医師から寄せられた。妊婦だけが診察料が高くなるのはおかしいのではないかという憤懣からくるものだ。
僕自身は… ▼続きを読む
喘息公費
(2018.03.31更新)
東京都には、大気汚染医療費助成制度というのがある。少し前に、喘息患者らが、「自分らの喘息は大気汚染を起こした企業が原因だ」とそのような企業を相手取って、訴訟を起こし勝訴したのだ。それにより、喘息などに… ▼続きを読む
花粉症患者の特性(今と昔)
(2018.03.31更新)
花粉症の薬はドラッグストアに行けば簡単に手に入ります。これは今に限ったことではなく、僕が学生だったころから同じです。しかし、今と昔とでは大きな違いがあります。
昔は、ドラッグストアで花粉症の薬を買っ… ▼続きを読む
専門医の役割
(2018.03.26更新)
スギ花粉症は耳鼻咽喉科が専門である。これに異を唱える人はほとんどいないことだろう。もちろん、目の症状に関しては眼科の医者のほうが詳しいし、皮膚のかゆみに関しては皮膚科の医者のほうが詳しい。しかし、スギ… ▼続きを読む
アレルギー・免疫2018年4月号 特集:咳嗽をめぐって
(2018.03.25更新)
今月発行されたアレルギーの専門誌。先日、講演に来てもらった佐野靖之先生が序論を描いていたり、一昨年やはり東京で話を聞いた札幌の田中先生も感染性咳嗽の論文を寄せていました。どちらも、呼吸器内科の先生です… ▼続きを読む