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院長ブログ

百日咳(2018.08.24更新)

咳がひどいと受診する患者の中に、ときに百日咳がまぎれこんでくる。

別の内科で薬をもらっていたが、咳がひどいと当院を受診してきた患者。そこで抗生剤と喘息の薬を使っているが、よくならない。当院で初診時に胸部レントゲンと採血検査を行った。結果は、百日咳抗体が上昇していた。百日咳である。これが判明し、効果の期待できない薬をとめてもらった。

百日咳は子供のころにワクチンをうっているかもしれない。しかし、中年以上になると、免疫が落ちてくるのである。このため、百日咳にうつりやすくなるのだ。

百日咳のやっかいなところは、H30年1月より保健所の届け出が義務付けられたことだ。診断したら、全例保健所へ報告書をあげなければならない。逃したところ報告しなくてすんでも、見つけたところには報告義務がある。当院が咳がひどい患者の最後の救済機関だとすれば、これからもたびたび報告書をかかなければならないことになるだろう。

診断がつくころには(今回は咳がはじまって3週間ぐらいたっていた)、もう治療は難しい。百日咳の場合には、自然に収まるのをまつしかない時期になってしまっているのだ。

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