もう寝ようと思っていたら、急にブログに書かなければならないことを思い出した。

今晩（日曜）から明日（月曜）にかけて、喘息が悪化します。

喘息でステロイド吸入治療をしている人には、今週末が山ですねと息の根がとまるかのようなことをすでに説明している。喘息の人にはかなりやばいと思っていたからだ。

すでにこのブログで「頭痛ーる」という無料アプリを紹介しているので、けっこう見ている患者が多い。気圧の低下が、喘息、頭痛、そして交感神経系の不調引き起こすので、その気圧変動を追跡するアプリである。頭痛から入る人が多いのだろうが、僕は喘息の診断に活用している。いつごろ喘息が悪化するかをちょこちょこ確認し、喘息の診断に大いに役立っているのだ。

台風が来た影響により、日曜の夜から月曜日にかけて喘息が悪化する。そして月曜日の外来は、咳がひどいくなりましたという患者が来ることだろう。「咳が昨晩よりひどくなりました。」「おそらく喘息ですね。」という具合に診断が進んでいく。もちろん、確認も必要である。その際には、呼気NOを活用している。喘息の炎症反応が一発でわかるので、喘息の判断には不可欠なものとなっている。本当は症状などからだけでも診断はできるようになったのだが、患者が信じてくれないので、説得力をもたせるためにNO検査を併用している。

月曜日は一日喘息日になることだろう。現在小児科の医師が休暇を取っているので、小さい子供の喘息が来なければいいなと祈る次第である。