補聴器フィッティング
本日は、一日リオンの会社で、「補聴器講習会」を受けてきました。もともと、若いころは難聴・補聴器を専門にしていたのですが、開業してからは補聴器のフィッティングは補聴器屋さんにすっかり任せてしまいました。これには理由があり、補聴器のフィッティングを医者がすると時間がとられてしまうし、また、デジタル補聴器になってから医者自らフィッティングできなくなってしまったからです。アナログ補聴器の時代は、つまみをまわせば、音の調整ができたのですが、デジタル補聴器はパソコン上のソフトを動かさないとできないのです。補聴器の大半がデジタルになったため、医者がかかわる頻度はグッと減ってしまいました。
もちろん、当院に来てくれている補聴器屋さんはうまく調整してくれているので、まかせてしまっても何も問題はないのですが、補聴器の特性、調整などの知識がないとそのフォローも難しいのです。今回改めて勉強させてしまい、補聴器をどう調整していくか、やり方も昔とはかなり違ってしまっていることも学ばせてもらいました。
今後は補聴器に力を入れていくので、その布石です。補聴器屋さんの協力を得られないと難しいので、その調整が終わったら、本格的に補聴器をあわせていくつもりです。補聴器フィッティング数を都内一番にしたいなと野望をもっています。