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難聴の病気

難聴とは?

難聴とは、耳の聞こえが悪くなることです。 難聴には様々なタイプがあります。

また症状では、低音が聞きにくい、高音が聞きにくい、母音は聞き取れるのに子音が聞き取りにくいなど、様々です。

音は外耳から入り、中耳、内耳と伝えられます。機械的エネルギーである音波は、内耳で電気信号に変えられ、内耳から先は神経を介して脳に伝えられ、ここで初めて音として認識されます。これらの経路のどこに障害があっても「きこえ」は悪くなります。 「きこえ」の悪いことを難聴と言います。

難聴の原因と種類

難聴になる原因は、加齢や病気、音の環境、薬の副作用など様々。また、原因となる耳の部位によって、難聴の種類や程度が異なります。
耳が聞こえなくなる病気はいろいろありますが、代表的なものを列挙します。

当院の難聴の検査

  • 標準純音聴力検査
    患者さんが難聴、耳鳴を訴えたときに、まず行う検査が純音聴力検査です。その結果を記したグラフを純音オージオグラムと言います。
    周囲の雑音を遮蔽する防音室で検査を行います。まず、ヘッドホーンを両耳にあて、125ヘルツから8,000ヘルツまでの7種類の高さの異なる音のきこえを調べます(気導の検査)。左右別々に検査を行い、聞こえる最も小さな音の大きさを調べます。
    この検査を行うことによって、難聴があるかどうか、および難聴の程度がわかります。

  • ティンパノグラム
    中耳は、鼻の奥(鼻咽腔)と管(耳管)でつながっています。この管には、中耳の換気をしたり、余分なものを排出したりする役目があります。子供では、もともと耳管の働きが未熟な上に、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などの鼻の病気によって、さらに働きが悪くなります。
    ティンパノメトリーとは、この中耳の状態を調べる検査です。外耳道の圧力を変えながら、音の伝わり方を見ます。

当院の難聴治療

難聴の原因をきちんと見つけるためには耳の中を見て、必要に応じて聴力検査をします。急な片側の難聴の原因が突発性難聴である場合は糖尿病がある場合やめまいがひどい場合は入院して治療をしなければいけないこともあります。

また、加齢による難聴であっても早めに補聴器を装用するほうが認知症の予防に役立つことがわかっています。「最近聞こえないなぁ・・・」と思っている方は早めに耳鼻咽喉科で聴力検査を受けることをお勧めします。

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