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耳垢(じこう)子ども編

「耳掃除をしろ」と指導する医者がいますが、耳鼻科医はこんなことは言いません。そういうのは小児科の医者です。子供の育児書などに、耳掃除をするようにと記載するのです。耳アカがたまることが悪かのように言うようです。耳鼻科医は、「耳掃除をするな」と言っています。その理由は危険が大きいからです。母親が自分の子供の耳掃除をして、子供が急に動いたために鼓膜に穴をあけてしまう事故は頻繁にあります。そこまでいかなくても、一度耳で痛い思いをすると、耳をのぞかれるのに恐怖感をもち、耳鼻科を受診したときに大泣きして暴れ、耳を見せてもらえなくなります。このようなことがないように、自宅では耳掃除をしないように言っているのが耳鼻科医なのです。

じゃあ、どうするかと言えば、耳鼻科に連れてくればこちらでとります。途中で子供が動かないように、最低二人で抑えます。体をお母さんに抑えてもらい、頭はこちらのスタッフが抑え、動かないように細心の注意をして、医者が耳アカをとります。これぐらい厳重にやらないと危険なのです。

耳アカぐらいで受診しては迷惑だと思ってくる人がいますが、そんなことはありません。スーパーに入って、お菓子一つしか買わないから迷惑だと思わないでしょう。医者が嫌がるのは、無理して耳掃除をして、子供にひどい傷をあたえてしまうことです。そのようなケースのほうに、憤りを覚えます。なんで、耳掃除をしにつれてきてくれないのだと思ってしまいます。

耳垢栓塞大人編もご覧ください

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