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突発性難聴

「突発性難聴」名前を一度は耳にしたことがあるかもしれない。しかし、とても誤解の多い病気である。

突発性難聴には、突発性難聴研究班が決めた診断基準がある。

主症状
  1. 突然の難聴
    • 文字通り即時的な難聴、または朝眼が覚めて気付くような難聴。ただし、難聴 が発生したとき「就寝中」とか「作業中」とか、自分がその時何をしていたか が明言できるもの。
  2. 高度な感音難聴
    • 必ずしも高度である必要はないが、実際問題としては高度でないと突然難聴になったことに気付かないことが多い。
  3. 原因が不明、または不確実
    • つまり、原因が明白でないこと。

簡単に言うと、原因不明の突然の高度難聴ということである。そんな難聴何種類もあるのではないか?と疑問を呈する人もいることだろう。するどい。突発性難聴とはこのような臨床症状を示す難聴の総称なのである。ようするに、原因は複数存在する。しかし、それぞれの病気を分けられないので、突発性難聴とひとくくりにして呼んでいるのである。たとえば、外リンパ瘻という病気がある。もともとは突発性難聴に含まれていたが、原因がはっきりした難聴として分離され、新しい難聴として認められたものである。

治療

ステロイド剤による治療が一般的である。難聴が軽い場合は、外来で内服治療もあるが、重症例では入院点滴治療をすすめる。その治療予後は、3分の1がほぼ治る。3分の1がまったく治らない。残りの3分の1が、半分ぐらいもどるというところであろう。

低音だけが落ちる急性低音感音性難聴もよく「突発性難聴」と呼ぶ医師がいて、混乱しやすいが、まったく別の病気である。

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