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扁桃肥大&慢性扁桃炎

扁桃肥大学校の耳鼻科検診の項目に、扁桃肥大がある。扁桃が大きいかどうかをチェックしてくださいということです。扁桃が大きいだけで病気であり、すぐに手術をしていた時代もありました。しかし、今はそれが他の症状を引き起こさなければ治療の対象にはなりません。他の症状とは、睡眠時無呼吸や嚥下困難などです。扁桃が大きいと、空気の通り道が狭くなり、寝たときにいびきやそれが高度だと無呼吸を引き起こします。その場合には、手術で扁桃をとる治療をすることもあります。また、扁桃が大きいがために、食べ物ののどの通りに障害がおこる場合もあります。飲み込みづらいという症状がひどければ、それも手術治療の適応になります。

ただ、ほとんどの場合、ただ大きいだけであり、それが健康面での問題を引き起こすことはめったにありません。手術の危険性も考えれば、手術してとるのは、よっぽどまれなことになりました。このため、学校検診で扁桃が大きいと指摘する意味もなくなりました。子供の多くは大きいですから。

小児科を受診したとき、「扁桃が大きいから耳鼻科を受診しろ」と言われてくる子供もいます。上のような他の病態がなければ、単なる肥大ですから、特別な治療はしません。

急性扁桃炎を繰り返す人がいます。扁桃の細菌感染です。こうなると、抗生剤による治療が必要です。扁桃炎の頻度が多い場合や、なかなか治らない場合は感染のおおもとの扁桃をとりさってしまう手術をします。年に5~6回ぐらい扁桃炎を繰り返すようなら手術と、医学書には書いてあります。しかし、何回繰り返しても手術は受けたくないという人もいますし、年に1回ぐらいしか感染を起こさなくても、将来的な不安から扁桃炎から解放されたいと思う場合は手術を行います。

扁桃摘出術は、入院設備のある耳鼻科手術を行っている病院で行います。都内では大病院になってしまうと思います。今は全身麻酔をかけて手術することがほとんどです。入院期間は10日間ぐらいだと思います。

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