メニュー

kissing disease

[2018.09.26]

別名「キス病」こんな病気があることを知っていますか。これは俗称で、正式な医学名は「伝染性単核球症」。EBウイルスによる感染症です。8割ぐらいの人は子供のころに感染し、免疫ができます。ひどいカゼと思われてしまっているケースが多いようです。大人になっても、免疫ができないと、感染が起こります。

思春期のころになり、キスをするようになると、そこでウイルス感染を起こすので、キス病と呼ばれているのです。キスをした人がみんななるわけではありません。EBウイルスに対する免疫がなくて、大人になったときに感染するわけです。

医学生のころには、「キスでうつる」「思春期に多い」と病気の知識を覚えたのですが、実際の患者をみているとあまり思春期の人はいないんですよ。30~40歳ぐらいがざらにいます。僕も若いころは、伝染性単核球症の30過ぎすぎの患者をみたとき、この年になってはじめてキスをしたのかと驚いたものです。さらに思春期の人はそんなに多くもないのです。

実際のところ、思春期のキスでうつるなんてのが、まやかしなんだと思います。他の風邪と同じように、咳などでもうつるんだと思います。

「最近、キスをしませんでしたか?」などと思春期の高校生に聞いていたりしたこともありますが、聞いても素直に答えてくれるはずもなく、今となっては意味のない質問でした。キスでなくてもうつるのだから。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME