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花粉症の薬、運転上の注意

[2018.03.05]

スギ花粉症の薬では結構眠くなりやすいのです。眠気のでやすい体質の人は注意が必要です。

ある薬の添付文書には次のような記載があります。

眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自 動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させない よう十分注意すること。 

車の運転に限らず、事故につながるような作業には注意が必要になります。そのような人は飲まないほうがいいということです。実は、このような注意事項は、スギ花粉症に用いる抗ヒスタミン剤にはほとんど書いてあります。これが書いていないのは、アレグラなどのいくつかの薬剤に限られます。

だったら、アレグラがいいのではないかと思うかもしれませんが、アレグラはアレルギーを抑える作用が弱いのです。このため、アレグラ飲んでもよくならないという人が続出してきます。アレグラはさまざまなドラッグストアで一番売りたい薬ですから、さかんに宣伝されています。しかし、実際は非常に弱い薬なのです。アレグラより強い薬は、どこのドラッグストアにも売っていますが、こっちは眠気がでやすいという大きな問題があるのです。

このため、眠気がでないように、かつ症状を抑えるようにするにはどうしたらいいか。これは経験の豊富な耳鼻科医に相談してもらうのが一番でしょう。

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