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4日ルール

[2018.04.16]

風邪に抗生剤は意味がない。もっともな話である。風邪をひいて熱が続く、「風邪だから、風邪だから。」といつまでたっても、「待て、待て」と言われる。1か月熱が続いても、「風邪だから」と言い続けるのであろうか。熱も長く続けば、風邪だからと言ってはいけない。では、その目安はどうなのかといえば、だいたい4日と思っている。インフルエンザも4日、突発性発疹も4日、アデノ感染症も4日。だいたい、4日もすると自然と熱が下がってしまうことが多い。

問題はそれ以上熱が続く時だ。4日以上続いたら、風邪以外の何か別の原因が起こっているかもしれないと思ってほしい。何らかの検査や、治療が必要になる。2歳児未満だと、急性中耳炎や肺炎などが起こっていることが多い。発熱が4日すぎたら、そのような病気が合併していないかを考えたい。採血検査をする、耳を確認する、大きな病院に紹介する。なんらかの手立てが必要になってくる。逆に言えば、4日以内の発熱で、本人が元気であれば、それほど心配はないともいえる。

4日以内でも、症状がひどい時は注意が必要だ。のどの痛みがひどくて、何も食べられない。このような場合には、重症の感染症を合併している可能性が高い。早めに見つけ、すぐに治療にかかったほうがいい。これは4日ルールの例外である。

典型的な風邪の熱であれば、4日以内は何もしなくてもいい。しかし、風邪と合点がいかなければ、早めに検査などで対処しなければならないだろう。もし、風邪の症状であっても熱がさらに長引くようなら、それはそれで何らかの手を打たなければならない。何も手をうたないような医者にはかかるべきではない。何もできないのだから。

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