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聴覚障害者の要望

[2017.10.18]

僕は昔から、日常的に聴覚障害者と活動を一緒にしてきた。聴覚障害者と親しくなると、いろいろなグチを言われる。耳鼻科医として、次の二つのことを言われることが多い。

  • 診察中にマスクをしている

 耳鼻科医というのは、聴覚障害について勉強し、そのスペシャリストである。それなのに診察中にマスクをしている。聴覚障害者が医者の口元を見て、その話を理解しているのを知らないのか?

---残念ながら、本当に知りません。口をみて話を理解していることを知っている耳鼻科医は半分もいないでしょうね。配慮不足というより、単なる無知です。許してやってください。

  • 耳鼻咽喉科のクリニックなのに、ファックス番号も書いていない

 耳鼻咽喉科クリニックというのは、耳が聞こえない患者を見ているのだろう。音声の電話が使えない患者も多いのだから、ファックス番号ぐらい公表すべきではないのか?

---その通りです。今どきファックスをもっていないクリニックはほとんどないと思います。ファックスがあるのだかが、その番号を公表すればいいとは思います。それをしないのは、配慮不足というより、単なる無知です。許してやってください。

耳鼻咽喉科の医師は、難聴の病気についてはいろいろ学んでも、聞こえない人にどのように配慮すべきかは全く学びません。学びたくもないというのが、本当のところでしょう。許してやってください。

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