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院長ブログ

カープ新井選手の引退(2018.09.06更新)

広島カープファンであると公言し、たびたびその関連の話を書いています。昨日引退表明した新井貴浩選手のことを書きます。

新井選手が広島の中核選手として活躍してきたことは言うまでもありません。僕自身、あまり思い入れのある選手ではないのですが、FA会見のことは今でも鮮明に覚えています。

前置きしておきますが、カープはFA宣言を認めていません。禁止しているわけではなく、FA宣言した選手は引き留めない、FAで選手をひっぱらないと公言しています。このため、FAで出ていった選手は数多くいれども、FAで入ってきた選手は一人もいません。

新井選手のFA宣言での一幕です。「カープが好きです。カープをでていきたくありません。」と涙を流していました。カープで拾われ、カープで一人前の選手に育てられ、カープのファンに愛された新井にとっては、好きでFA宣言したわけではないのです。本人にとっては苦渋の選択です。球団から「でていかないでくれ。」と言われたら、きっと喜んでチームに残ったと思います。出ていきたくはないのに、出ていく。この気持ちが会見時の涙です。カープのファンにとっては、彼の行動は裏切りにうつったことでしょう。

その後、FAでうつった阪神でそこそこに活躍していましたが、力が落ちてきたとき、阪神でレギュラーの構想からはずれます。そのとき、即座にカープが彼に声をかけます。「カープに戻ってこい」すぐに即答したらしいのです。阪神の年棒契約7000万円をけり自由契約になった上で、カープと年棒2000万円で契約します。金のためにFAで出て行ったのではないと主張したかったのかもしれません。メジャーからもどってきた黒田投手とともに、カープを復活させ、優勝させました。黒田選手の活躍のほうがめだってしまい、新井選手の活躍は影に隠れてしまいました。V2を達成し黒田選手は引退。新井選手は残りましたが、40歳をすぎた新井選手にに力の衰えも見えてきます。今年は使われる機会がめっきり減りました。引退のタイミングはとてもいいように思います。

新井選手が「一番記憶に残っている打席は?」と聞かれて、カープにもどってきてはじめて打席にたった時だと言っていました。カープファンを裏切ったという思いが本人は強かったのに、球場のカープファンから「お帰りなさい」とすごい声援で迎えられたからです。

あとは、有終の美をかざる日本一を置き土産に、笑いながら引退してもらえることを望みます。

 

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