診断
風邪のようで、風邪でない
(2018.11.16更新)
最近、診察のときに一番気になる言葉は「風邪の症状があって。。。」とか、「風邪をひいて」というセリフ。
たとえば、「3日前から風邪をひいて、今も風邪の症状がよくなりません。」と言われるとき。何がよくな… ▼続きを読む
喘息の悪化
(2018.10.01更新)
もう寝ようと思っていたら、急にブログに書かなければならないことを思い出した。
今晩(日曜)から明日(月曜)にかけて、喘息が悪化します。
喘息でステロイド吸入治療をしている人には、今週末が山ですねと… ▼続きを読む
kissing disease
(2018.09.26更新)
別名「キス病」こんな病気があることを知っていますか。これは俗称で、正式な医学名は「伝染性単核球症」。EBウイルスによる感染症です。8割ぐらいの人は子供のころに感染し、免疫ができます。ひどいカゼと思われ… ▼続きを読む
「つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい」
(2018.09.25更新)
「つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい」堀田修著 あさ出版
2018年2月26日第一版が発行されました。一般人向けの医学書です。売れるに売れて、10月7日に第16刷となりました。発行後一年… ▼続きを読む
EBウイルス感染と溶連菌感染症
(2018.09.09更新)
どちらも、急性扁桃炎の形で受診する。詳しくいえば、見分けるポイントもあるのだが、判別が難しい場合も存在する。
発熱、咽頭痛で、溶連菌を疑われた患者がいた。迅速検査で溶連菌陽性。抗生剤が処方された。と… ▼続きを読む
頸部リンパ節腫脹
(2018.08.28更新)
最近、顔や首のリンパ節が腫れて受診してくる人がめだつ。リンパ節の腫脹というのはけっこう診断が難しかったりする。中にはリンパ腫という悪性の病気もあるが、みればおおよその判断はつく。悪性リンパ腫そのものは… ▼続きを読む
百日咳
(2018.08.24更新)
咳がひどいと受診する患者の中に、ときに百日咳がまぎれこんでくる。
別の内科で薬をもらっていたが、咳がひどいと当院を受診してきた患者。そこで抗生剤と喘息の薬を使っているが、よくならない。当院で初診時に… ▼続きを読む
検査と診断率
(2018.08.23更新)
検査をすればするほど診断率があがる。しかし、検査をすればするほど患者さんの金銭的負担もかかる。この塩梅が難しい。
たとえば、「昨日より咳が出て熱がでました。」と患者が来る。のどなどの主なところをみる… ▼続きを読む
咳はなぜとまらないのか?
(2018.08.06更新)
咳がとまらないとき、どこの診療科に行きますか?内科、呼吸器科、耳鼻咽喉科?
咳がとまらない理由には、診療科の難しさがあるのです。どこでみるかがとても難しいのです。
咳の原因として、咳喘息がとても多… ▼続きを読む
伝染性紅斑(りんご病)
(2018.07.20更新)
子どものりんご病は診断がやさしい。頬っぺたがリンゴのように真っ赤になるからだ。手足の皮疹も特徴的で、あまり診断に迷うことはない。
ところが、大人のりんご病はとても診断が難しいと言われている。皮疹がで… ▼続きを読む