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院長ブログ

薬剤性鼻炎 (2018.05.29更新)
市販の点鼻薬には、血管収縮剤というのが入っていることが多い。この薬が鼻の粘膜の血管を収縮させ、鼻粘膜の腫れがおさまる。一時的に風邪で鼻閉がよくならないというときにはいいのだが、この薬には困った問題があ… ▼続きを読む

耳掃除 (2018.05.28更新)
学校検診で耳垢を指摘され、そのために受診してくる子供が最近多い。小学生の場合には、耳掃除を怖がる子供がけっこういる。このため、いろいろと子供に話しかけながら、耳掃除をするようにしている。最初から恐怖感… ▼続きを読む

貧血と脳貧血の違いがわかりますか? (2018.05.27更新)
「貧血で倒れたことがあります。」 このような経験がある方も多いと思います。貧血という言葉がくせもので、医者がいう貧血とは血液中の赤血球が不足していることを意味します。一番多いのは、鉄欠乏貧血です。赤… ▼続きを読む

小児を知ると、大人の病気もわかる (2018.05.26更新)
小児科の領域ではごくありふれた病気であるのに、大人がかかるのは珍しいと言う病気がけっこうある。昔の内科医はたいてい小児も診察していたため、小児を通じて多くの病気を経験する。ところが、今の内科医は小児を… ▼続きを読む

麻疹ワクチンの抗体検査 (2018.05.24更新)
麻疹の抗体検査を行って、ワクチンをうったほうがいいかどうかを決めている。 二人の患者が受診し、抗体検査を施行した。 一人は抗体値がとても高い。ワクチンを2回打った人よりも、さらに高い数値です。ワク… ▼続きを読む

学校検診で難聴? (2018.05.24更新)
学校検診で難聴を指摘されるケースが増えてきた。今年だけで10人ぐらいは来ただろうか。そのうち、本当の難聴があったのは、一人だけ。残りはすべて正常。いったい何が難聴と疑われる原因なのだろうか。 ほとん… ▼続きを読む

風邪に抗生剤が必要ないというためには (2018.05.23更新)
風邪に抗生剤を出さないということはリスクを伴う。風邪のようで、細菌感染の合併しているケースはけっこう多いからだ。最近、風邪と思われるケースでも抗生剤が必要だという反例をいくつか集めている。そのようなケ… ▼続きを読む

痰がからむ (2018.05.18更新)
痰がからむと受診した高齢者。症状は痰だけなので、胸部レントゲンをとる。肺炎を疑ったからだ。縦郭に陰影あり。肺炎というより肺がんかも。病院の呼吸器科に紹介する。 咽頭痛、鼻汁、咳、熱。これらの症状が複… ▼続きを読む

大人の鼻出血 (2018.05.17更新)
最近、立て続けに鼻出血の患者が受診する。そのほとんどが、鼻の入り口部分の鼻中隔からの出血である。ここはキーゼルバッハ部位とよび、血管が豊富なところで、また鼻のいじりやすいところでもある。このため、ここ… ▼続きを読む

「発達障害」と「発達の障害」 (2018.05.16更新)
発達障害という言葉が一般的に使われるようになり、かなり困った問題がでてきた。「発達障害」と「発達の障害」は違うことを意味するのだ。これがどうにも、専門家の中でも混同されてしまっている。 発達の障害と… ▼続きを読む

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