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クリニック

伝染性紅斑(りんご病) (2018.07.20更新)
子どものりんご病は診断がやさしい。頬っぺたがリンゴのように真っ赤になるからだ。手足の皮疹も特徴的で、あまり診断に迷うことはない。 ところが、大人のりんご病はとても診断が難しいと言われている。皮疹がで… ▼続きを読む

A型肝炎 (2018.07.15更新)
海外旅行に行く人が、A型肝炎ワクチンをうっていくのは常識である。アジアの他の国でも、ヨーロッパでもA型肝炎はよくみかける病気だからだ。食べ物や現地の水から感染するウイルスなのだ。衛生状態の悪い他国では… ▼続きを読む

風邪という診断名 (2018.06.30更新)
普段の日常診療の中で特に注意しているのは、「風邪」という診断名を極力使わないこと。 最終的には「風邪ですね」ということもありますが、最初に考えるのは風邪ではない別の病気があるかもと、常に考えています… ▼続きを読む

小児科医にも耳鼻咽喉科の知識を (2018.06.27更新)
小児科と耳鼻咽喉科、若いころからどちらかを選び、それぞれの診療科の中で学ばなければならない。小児科を選べば、小児科の病気しか教えてもらえない。耳鼻咽喉科を選べば、耳鼻咽喉科の病気しかまなべない。 小… ▼続きを読む

耳管通気 (2018.06.23更新)
鼻から金属製の管を入れて、耳に空気を通す。これを耳管通気(じかんつうき)と呼ぶ。 耳鼻科医になったばかりのころ、耳管通気をうまくなるのが最初の目標だった。入院患者さんが耳鼻科の処置室にきて、耳の悪い… ▼続きを読む

喘息悪化 (2018.06.21更新)
火曜日の気圧低下により喘息が悪化したと思われる患者が、水曜日に5~6人は受診してきた。気圧低下の前よりステロイド吸入で治療をしてきた患者もいたが、とりあえず悪化はしないでキープしている患者もいる。そし… ▼続きを読む

大人の麻疹ワクチン接種 (2018.05.11更新)
テレビの報道で、麻疹のワクチンを打てと、繰り返して流されている。ある意味正しく、ある意味では困ったものだとその報道を聞いている。 大人が麻疹ワクチンをうつのは望ましいのだが、全国の大人が麻疹のワクチ… ▼続きを読む

嚥下障害 (2018.04.30更新)
初期研修医のころ、食道透視検査をよくやらされた。バリウムなどの造影剤をのませ、それが食道を通って胃に落ちるまでを、レントゲン下でみる検査である。なんのためにやっていたのかというと、たいていは、下咽頭が… ▼続きを読む

鼻づまり (2018.04.03更新)
鼻づまりがよくならないと受診した2歳児。3か月間ぐらい、小児科に通院して、抗生剤や抗ヒスタミン剤などをたびたびだされてきたが、一向によくならないと耳鼻科を受診してきた。鼻汁は吸ってもでてこない。 鼻… ▼続きを読む

妊婦加算はなぜ? (2018.04.02更新)
先日の診療報酬改定の説明会で、「なぜ妊婦加算などが作られたのだ」という疑問が、耳鼻咽喉科医の医師から寄せられた。妊婦だけが診察料が高くなるのはおかしいのではないかという憤懣からくるものだ。 僕自身は… ▼続きを読む

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