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急性中耳炎

原因

鼻やのどの奥で細菌が増え、それが耳管を通して耳の中に入り込みます。そして耳の中(鼓室)で細菌が繁殖した状態、これが急性中耳炎です。

症状

  • 耳痛(子どもの場合は、最初しかでません)
  • 難聴(耳がつまる感じもあります)
  • 発熱(乳児の場合、発熱だけが症状の場合もあります)

治療

急性中耳炎(鼓室内の細菌感染)

急性中耳炎による鼓膜の膨隆

 

抗生物資を内服でだします。痛みに対しては、鎮痛剤を用います。抗生剤でよくならない場合は、鼓膜切開を行い、鼓膜の中の膿をだしてしまうと、早く治ります。当院では、耐性菌を生み出さないために、ペニシリン系抗生剤を中心に使用しています。メイアクト、フロモックスなどの第三世代セフェム系抗生剤と、オゼックスなどのニューキノロン系抗生剤は耐性菌を誘発しやすいので、できるだけ使わないようにしています。使うとすれば、ペニシリンで効かない場合です。

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